税理士試験記 直前期の過ごし方

この記事は「2018.7.27 税理士試験 がんばれ受験生!!」のリンク先として書いています。

試験までカウントダウン12日 そんな日にこの記事を書いています。

直前期で不安に押しつぶされそうになっている受験生達の少しでもの気晴らしになればと思います。

 

<一番伝えたいこと・・・>

最後まで絶対に諦めるな!!
全科目一発で合格した私ですが、全国模試の結果はC判定・D判定ばかりです。
答練ではいつも上位50%程度でした。
本番1カ月前でもまだ理論マスター(私はTAC生)は穴だらけでした。
それでも直前1~2週間で合格レベルまでもっていきました。

私のイメージですが・・・
直前期の学習は完全に脳みそのキャパオーバー、穴の開いたバケツに必死で水をくむ作業です。
少しでも手を休めるとそこまで頑張った苦労が無駄になる(可能性があります。)
試験当日、試験官の初めの合図のその瞬間までにどれだけやり尽くすか・・・

そして・・・
そこまでやると試験開始時に全く緊張はなくなり、妙に落ち着いて開始の合図を聞けるはずです。
やりつくした自分に自信をもって、目の前の答案を仕上げていきましょう。


<神頼み>

私は毎年、試験前日に神社参拝と先祖の墓参り(家の近所だったため)をしました。
自分でできることを全てやって、それでも何かできることは無いかと考えた結果、神様・仏様にお祈りしてみようと考えて始めました。
神前・仏前では試験前日までの心身の無事を感謝し、明日の試験本番までどうか見守ってくださいと祈りました。


<直前の勉強方法>

上では少し精神論的なことで熱くなってしまいましたが、ここからは勉強方法などを記します。
あくまでも私個人の勉強法ですので参考程度にお願いします。
(才能のエレメントが私と同じ水の方には合うかもしれません。←TalentFocusの日記参照

【計算問題】
今まで解いた答練の間違い箇所(付箋とか貼ってますよね?)を一通り全て目を通しました。
自分のケアレスミスの傾向を再確認して、試験本番の答案作成の流れをシュミレーションしました。
この時点で新たな論点をインプットしても点数につながる可能性は少ないので、できる論点を確実に点数につなげることが出来るように意識します。

【理論問題】
理論マスターをひたすら読む(法人税法のボリュームでも最低10回転・おそらく30分で1回転可能)
※本試験当日にも2回転は出来ます
覚えていない柱も絶対に飛ばさない。・・・何回か読めば本試験で作文できます。
時間の無駄と腕のダメージを残したくないのでこの時期にはほとんど書かなかったです。
頭の中にマスターのイメージが出来上がりました。
ページ数、項目数がなんとなく画像で頭に入るので本番での柱上げが捗ります。


<本番>

勘違いしないでほしいのは私自身も学習の仕上がりは決して完ぺきではないです。
それでも合格できたのは1点でも多く、一文字でも多く、最後の1秒まで諦めずに答案用紙に挑んだ結果です。

たったの2時間だけ・・・

本当の自分の本気を出してみましょう。
一瞬で過ぎた2時間後には最高の開放感が待っています。

その努力に栄光あれ!!